2012-09-23 [ Sun ]02:20:40
先日会った某嬢が

「これ、藤乃姐さんのコトじゃないですか?」

と、見せてくれました。週刊ポスト。

その記事のページだけ切り取って持ってきてくれたんで
いつのモノかは判りませんが

某芸人君のインタビュー記事でした。

内容は、その芸人君と暮らしてた頃、本人から聞いてたモノなので
「ふーん、まだこーゆーのネタにして喋ってんやぁ。」
くらいにしか思ってなかったんですが、某嬢が指摘してきた部分がココ。

ある古参の踊り子(一緒に仕事したコトは無いが名前は知ってる)が
インタビュー時に同席し、語った一言。

「こいつね、女の子に飛ばれる事件起こして
一年後になんとか業界に戻れたことがあったんです。(以下略)」


んーーー・・・。

果たしてコレは私のコトを指してるんやろか。

私が捨てたあと(笑)芸界に戻ったのは聞いてますが
もしかしたら、その後も踊り子に手を出し(で、その踊り子が飛び)
自分もまた飛んだのかも知れないし・・・

(今もまだ芸界に居るのは、聞きたくもないのに風の便りで耳にします。)

もしこの古参が「私」を指して言っているのならば、それは大きな間違いでしてね。


・・・彼が芸界飛んだのは、私が踊り子になって2年目くらいの頃だったか・・・


東大阪の某劇場に雇われ、屋上にある「ほったて小屋」のようなトコに
住込んでた芸人君。

「芸人」という肩書きはあれど、従業員には変わりなく
他の従業員と同じように、掃除して、準備して
交代で投光室入って、モギリに入って
気性の荒い会長(劇場主。故人)の機嫌が悪い時はサンドバッグ代わりに殴られ
踊り子守るため厄介な客を追い払い、
住み込みが故に門限破って帰ってくる踊り子の為に朝まで待たされ・・・

なのにお給料は書けないくらいの安月給。

しかも彼は芸人ですから「喋り」が立つのは当然。

記念興行や、看板踊り子の周年、企画モノのイベント等の司会に
駆り出されるわけですよ。

ノーギャラで。

それがもう、不憫でね。

そんなのスーパーの屋上でやるヒーローショーの司会やなんかでも
5千円なり1万円なり貰えるワケですよ。

なのに「タダ」で使われる。

それが可哀想で堪らなかった。

当時、私には踊り子になる前から付き合ってるヒト(以下、本命彼氏→本彼)が居ました。
もうそのヒトが好きで好きでどーしよーもないくらい好きで、
本彼も私のコトが好きで好きで好き過ぎたが故に
「踊り子」という仕事に理解が無くてですね。ま、当然なんですが。

や、踊り子っていう仕事がイヤというより、
「旅に出てしまう(=10日以上は会えない)」のがイヤだったんですよ、本彼は。

下手したら2~3ヶ月会えないようなコース組まれたりもしましたし。

その度に泣かれるんですよ。

まだ新人で、どこ行くのも「初」の現場で
乗り込みしても、居る従業員はチンピラか猿か宇宙人。
姐様方からは、私に付いてる「AV」って肩書きのせいでやっかまれてハブにされたり
昭和のようなイジメを受けたり。
心細くて泣きたいのはこっちなのに、電話の向こうで「寂しい寂しい」って
泣くんです。
こっちが泣く前に、先に泣きやがるんです。

もーそれがキツくって。

そんな時に、まぁ私も芸界で色々と麻痺してた(笑)んでしょうか。
ナニを血迷ったかその芸人君とそーゆー関係になりまして。

で、関係を継続しながら、ある日本彼と泊まりがけで旅行に行くコトに。
夜、やるコトやって(←余計w)ようやく就寝。

が、フと目が覚めると、隣で眠ってるハズの本彼が
体育座りでシクシク泣いてるんです。

そして本彼の手には私のシステム手帳。

「あ゛ー、バレた・・・」

私、とりあえずなんでもシステム手帳に書くヒトでして
ちょいちょいやってしまってた「お遊び」も全部書いてたんです。
(当時、避妊なんぞしなかった超絶馬鹿だったんで、
それもあってテイネイに全部書いてたんでした。)

それを見ちゃったようでした。

しかも、私が寝言で

「○○さん、なんで電話くれへんの?」

と、ハッキリクッキリ喋ったらしく(この○○さんてのはまた別のオトコ。私サイテーです
不審に思った本彼は、バッグからシステム手帳を出し「見ちゃった」と。

が、この本彼、嫁持ち(子無し)だったので
私の浮気に関しては「言える立場じゃないから」と目を瞑る気で居たようでしたが
手帳内でココ最近頻繁に登場してる芸人君のコトはどーにも許せなかったようで・・・

・・・モメました。当然ですが、モメました。

結果、私がこの仕事を続けていく上で
毎度毎度「寂しい」と泣くオトコは負担だな、と思い
本彼と別れるコトに。辛かったですが。

本彼は「芸人君と別れてくれるなら許す。別れたくない。」

と、泣いてしがみつきましたが、私は「仕事」を取りました。

本彼のコトは大好きで愛してましたが、
私は「天職」だと思い始めていた「ストリップ」を取りました。

・・・芸人君は芸界の住人ですからね。
私の仕事に理解があって当然。
「寂しい」と泣くどころか、私が行く先々の姐様方に
「今週一緒の藤乃ちゃんはうちの新人さんなんで可愛がってあげてください。」
なんて電話入れてくれるおかげで、仕事もやり易く。

言葉は悪いですが、私が芸界で生きてく上で
「ラク」だったんですよ。そう、便利。

だから、「惚れて」芸人君を選んだんではなく
「仕事」を選んだら結果的に芸人君が残った。

そんな感じでした。

それから1年後。

元々「劇場辞めたい。」「外の世界で自分を試したい。」
みたいなコト言ってた芸人君。
が、「若手芸人」と言うにはもうギリギリのお年頃。

時間が無い。

私もオトコ一匹くらい養える甲斐性はあったので
(当時は年収1500万くらいありましたっけ。はぁ・・・←遠い目)

「私が面倒みたる。劇場辞めてまい。」

と、こーゆー経緯で彼は芸界飛んだんですよ。

その2年後に私も飛びましたが、彼は関係無いですよ。
私が辞めたのは所属劇場(私と芸人君が所属してた東大阪の小屋)
との確執が原因ですから。


芸人君と暮らしてる間にも私の男癖の悪さは治らない上、
彼らに別れ話を切り出すと、泣かれるのは勿論、壁や床にオノレのアタマ打ち付けたり、
雨の中裸足で飛び出されてクルマに轢かれそうになってたり・・・等々。

そんな見苦しい姿(安いコント?笑)を見せられたりするのがイヤで
別れ話すら放棄。

結局皆さんとはそのままズルズル続いてしまい、
気付けば減るどころか増える一方に。

収集が付かなくなった頃、今の家人(救世主。笑)と知り合い
全てを精算。

勿論、全然芽の出ない芸人君も捨てるコトを決意。

や、救世主の存在関係なく「もう面倒みる価値はない」とは既に思ってました。
理由は沢山ありますが、ひとつ上げるとすると

「その頃の彼はもう「芸人」ではなかった。それ以下だった。」

ってコトですかね。

救世主とは遠距離ながらも準備を進め
某日、芸人君がバイト行ってる間に引越し屋を呼び
(引越し屋さんには前以て事情を説明。とても協力的でした。)
テレビとベッド以外の家財道具全てを持ち出し
(何もかも私が買ったモノでしたが、新居に他の男と使ったベッドなんて持ち込めないし
テレビは置いとけば気が紛れるかな、との親切心
めでたく横浜に逃亡。

私の第二の人生が始まったのでした。

その後も少しゴタゴタありましたが、晴れて絶縁。

それから暫くして、彼が芸界にアタマを下げ戻ったコトを某筋から聞きました。



・・・脱線し過ぎて何のハナシがしたかったのかさっぱり判らなくなったので
最初から読み直してきます


  ---読み直し中---


・・・思い出した

「こいつね、女の子に飛ばれる事件起こして・・・」


古参の踊り子が指してるのが「私」のコトならば
全然お門違いですよ。

私が飛んだのは彼のせいなんかじゃないですし
彼はそれが原因で芸界を去ったんではないです。

彼が外の世界に出たかったから、飛び出たんですよ。

が、結局は古巣に帰った。

ナニも知らないのに、知ったかして語るのはヤメて欲しいですね。

私のコト言ってんじゃないなら、
まぁ、昔話を長々失礼しました。

墓穴掘ったどー

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2020-01

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藤乃 -fujino-


Author:藤乃 -fujino-


大阪生まれの横浜人。

・ストリッパー
・ヌーディストパフォーマー
・フロアダンサー e.t.c...

呼び名は色々あれど
要はSexy系ショーダンサー。

芸歴そろそろ20年超え。
(2016年時点)

・・・引き際を見失った踊り子。


が、現在。

東京・新橋にて「Bar F's」の雇われママに。
(2018年現在)


・公式サイト
femme fatale' fujino
・公式サイト/メモリアル版
Le Memoire de FUJINO JAPON
・コラム
Stripper

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+++登場人物+++


家人
kam'S
http://park5.wakwak.com/~kam/

姐さん
月丘雪乃=月子=月
http://yumyummoon.web.fc2.com/
ストリッパー時代の先輩。
2003年1月~2007年1月まで
「世迷い言(現:月ノ囈言)」と称して
公開交換日記を二人で展開。
公私共々、親密な関係。(笑)

・今までの経緯

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