2009-07-25 [ Sat ]05:56:57
随分、お待たせしています。^^;

<告白文 -白昼堂々->が上がってすぐに書き込む予定でしたが
その1週間後に公開予定の<馴レ初メ -藤乃トノ事->の更新作業やら、
その「馴レ初メ」の原稿を読んでくうちに、
私が踊り子だった頃の苦い思い出なんぞを書く気になってしまい
肝心のコチラが後回しになってしまいました。^^;

まだブログなんてモノが無い頃、自分のサイト内に「モノローグ」なる頁を設け
日記みたいな駄文を載せていました。

今ほどマメに書いてないのですが、
姐さんとの再会のキッカケになったユニット<Body>←たまにはちゃんと書いてみた。
のコト等は宣伝がてら書いてたので
それを見ながら記憶を辿りたいと思います。

(先に言っておきますが、また途中で終わります。^^;)


>「もうそろそろ、退き時かな。」
>そう思うようになった頃、
>妊娠…しちゃったんです。(ざぶーん)


2001年4月3日
大阪・西成にある「関西NA」に出演中の姐さんに会いに
隣町の大国町に住んでた私は顔を出しました。

「妊娠した」という姐さんを見舞って。

<当時の日記>

日記には、その時の演目内容を書いてるので省きますが
関西NAでの姐さんは、今と変わらずでした。

ナニが変わらないって、どんなにしんどくても
「気を使って」テンション高く出迎えてくれるのです。

や、ホントにテンション上がってるのかも知れませんが。^^;

でも会う前の電話での姐さんは辛そうで
(というより、眠くてダルい。妊娠特有の症状ですね)
だから見舞いに行ったんですが

「もう姐さん無理せんでイイから・・・(困笑)」

と、何度言っても、気を使って起きて楽しそうにしてくれてました。

(ホントそれは今でも変わらず、です。^^;)

そして近所の紅茶専門店から出前。
私はナニ頼んだか忘れましたが
その時に私は初めて聞く「ラプサンスーチョン」なる紅茶を姐さんが注文。

昔、<HAMAYA珈琲>で働いたコトがあった私は
(後に当時の男と喫茶店を経営したりした時期もありました。)
珈琲豆については詳しい方だったんですが
紅茶に関してはとんと疎く

「さすが姐さん。何でも知ってる。(鼻息)」

などと思ってました。や、マジで。

そして興味深々に紅茶のカップに鼻を近づけると・・・

「くっさっ!ナニこれ、くっさー!!(;>_<;)」

・・・どう考えても正露丸のニオイです。(-"-)

や、隣に正露丸が置いてあったとか、そーゆーのではなく(わかってる)
この紅茶から正露丸のニオイがするのです。

あまりの臭さに身悶えする私。←私は鼻がめちゃくちゃ利きます。
なのに「コレが美味いんだよ♪」と、嬉しそうに飲む姐さん。

色んな意味で「さすがやな。(鼻息)」と、再認識したのでした。

(余談ですが、あれ以来ラプサンスーチョン置いてる店に入ると
必ず嫌がらせの如く注文しはります。←ついこの前も。(-"-)

楽屋で大騒ぎした後、姐さん出番となり
観させて戴く事に。

・・・が。

いつもは「踊らない」ヒトなのに
(どちらかというと、お芝居っぽいストーリー仕立ての構成が多いイメージだったので。)

この日の演目は
ヒールの高いブーツを履いて、
舞台の端から端まで「駆けるように」踊るのです。

妊娠中で、まだ安定期に入ってない時期だというのに。(悲鳴)

昔、出番中、舞台上で切迫流産をした某姐様を知ってるので
もう見てて気が気じゃない。

その週、姐さんと一緒の楽屋に入ってた某嬢(私と同期)と二人で
ずっと

「コワいコワいコワいコワい(((((( ;゜Д゜)))))」

と、震えながら見てました。(-_-;)

ちなみに、その時に撮ったポラがコレです。
(スキャンではなく、ポラを携帯で撮ったモノです。^^;)

20010407pola

勿論、真ん中が姐さんで、右が私です。(爆)

この週が終わると、翌週は休みだった姐さん。
そのまま大阪に残って「手術をする」とのコト。

私はこの頃から既にフロア仕事で全国を飛びまわっており
ちょうど姐さんが手術の日は私が名古屋。
付き添うコトも出来ず・・・

「絶対電話ください!!(真)」

いくら旅慣れしてるとは言え、
知らない土地で一人で手術をする姐さんを追いてくのが気がかりで
後ろ髪引かれる思いで楽屋を後にしました。

>なので、この時迷わずソッコー処置。(冷酷)
>…罰が当たったんでしょうね。
>その後、今でも思い出すと寒気がする程の体調不良に見舞われ


名古屋で聞いた姐さんの声は、明らかに辛そうでした。

私も何度か経験している手術ではありますが
「なんでそんなコトに?」と、病院への怒りと
術後、辛くて動けないで居る姐さんが心配で、
仕事場近くの商店街をワケも無くうろうろしながら
姐さんと喋ってたのを覚えています。

>何とか回復し舞台に戻り、
>今までのダラダラした考えを一新し、やり直して行こうと決めた時
>またしてもやっちまいました。妊娠…
>自分の中から抹消した「出産」と云う方法を取るコトにしたワケです。


正直、「意外」な決断に、驚きました。

が、あの手術の後でしたからね。
下手すりゃ命も落としかねない手術でもあったワケですから
(ま、出産も命がけでしょうが。)
姐さんがそう決めたのも、ある意味納得出来ました。

>所属事務所は「ソレが一番♪」と、とても喜んでくれ
>「産まれてから後はどうするか、その時にまた考えよう」と云ってくれました。


良く言えば「寛容」
悪く言えば「いい加減」な姐さんの事務所。
(スミマセン、勝手にこんなコト書いて。^^;)

この時はこの寛大な対応に感心しましたが
(私の小屋だったら、きっとこうは行かない。)
その後、この事務所のテキトーさに姐さんが振り回され・・・

>そして静かに引退。

この時は引退興行も打たず、ホント「ひっそり」と引退した姐さん。

2002年2月末週。DX歌舞伎でしたね。
(2/27に私と緒○で楽屋に行ってます。)

お腹の子は4ヶ月目か5ヶ月目くらいだったでしょうか。

姐さんのカラダのラインに変化が現れた時期でもあり
ネットでは「豊胸疑惑」が上がってましたね。(爆)
(出産後、復帰した時だったかも知れませんが、この噂。)

胸が大きくなったら「整形」。

あまりの安易な発想に、つくづく

「劇場の客って、ほんま女のカラダ知らんねんなぁ。」

と、滑稽で、でも少し不憫に思ったりもしました。

>しかしワタクシはその時は「戻る」考えはありませんでした。

だから私に衣裳を売ってくれたんですもんね。

ひっそり引退の翌月3月2日。
姐さんの「前の家」に衣裳を見せてもらいに遊びに行きました。

最寄り駅で待ち合わせ。
駅前のビル1階の本屋に姐さんらしきヒト発見。

全身黒づくめで、ちょいゴスちっく。

でも長かったハズの髪がボブに。

そもそも「プライベートで二人で会う」なんてコトが今まで無かったので
言わば「素」の姐さんを知らない私。
しかも髪型が違ってる。

恐る恐る(なんでや。笑)近づくと

「あーー、藤乃ーー♪」

振り向いた姐さんは、やっぱり「姐さん」でした。^^

「昭和モダンのウィッグ」を被ってるのかどうか←んなワケない。
modern

確認で髪を触ってみたら・・・

地毛でした。(爆)

お腹の方は、まだそんな目立たなかったと思いますが
少し歩き方が「ひょこひょこ」してた姐さん。

そして何故か、手は握って「ぐー」のまま歩いてます。
後ろから見るとその姿は、まるで

黒い「ドラえもん」のようで(爆)←つか姐さんが自分で言った。

可愛かったです。←フォローになってない。

家に着くと、早速衣裳チェック。
当時の姐さんの部屋は中にロフトがあり、そのロフトに衣裳が置いてありました。

いくら慣れてる自分の家とは言え、
細い階段でロフトに上がる姐さんを下で見てるのはハラハラしました。

ロフトから「この衣裳はどぉ?」「これは?」
若干乗り出し気味に見せて下さるんですが
もーコレが心臓に悪くて。

しかも、私が「それ欲しい♪」と、気に入った衣裳は下に投げてくれればイイのに

「小さい藤乃に衣裳落としたら潰れちゃうじゃん。」

と、自分も小さいのに(爆)持って降りようとする姐さん。

「もーー、危ないからヤメて下さい!!(;>_<;)」

ホント、見てらんなかったです。^^;

でも、こんな風にプライベートで会うようになってから
姐さんとは急激に親しくなったと思います。

ちょうどこの頃、例のユニット「ぼでー」のリーダーへの不信感が募り
姐さんに相談しました。

私はこのユニットに誘われた時

「ストリップ劇場では出来ないような、もっとクオリティの高いショーを
やりたいんです。協力してもらえませんか?」


と、言われました。リーダーに。
どちらかというと「劇場」に対して否定的というか

「あんなの(=ストリップ)ではなくて、もっとイイものを」

ってニュアンスでの誘いでした。

劇場を飛んで泣いてばかりだった時期を通過し
今度はあの芸界への「憤り」しか無かった頃でもあった私は、快諾。

この活動に「ボランティア感覚」で協力するコトにしました。

そして姐さんも「サブメンバー」として参加。

再会の日(ぼでー・デビューイベント当日)のコトは
姐さんが書いてくれてますね。^^

fujino&mellow

イベントを打つ以外にも、ローカル局でしたがラジオの番組を持ったり
リーダーが営業で取ってきた、つまらないショーの仕事や
カッコ悪い撮影の仕事もガマンしてこなし
3回目のイベントを打つ計画も立ち始めていました。

私は劇場を辞めてから撮影会モデルの仕事やフロアの仕事、
その他にもクラブイベントに出演したり
「ストリップ」とは違う世界で人脈やファンを増やしていました。

・・・なのに。

リーダーは相変わらず「劇場の客」ばかりに声をかけるのです。

「あんなの(=ストリップ)ではなくて、もっとイイものを」

なんて言ってたくせに。

挙句、そのイベントで借りるコトになった渋谷のライブハウス「クロ○ダイル」に
「タンバリンを呼ぼうと思ってる。」と。

は?

※「タンバリン」とは、ストリップ劇場で踊り子のダンス曲に合わせ
タンバリンを叩いて盛り上げようとしてくれる応援客のコトです。
そのサマは見慣れた私達にはなんてコトは無いですが
初見の方には異様に感じる方も居り、
劇場を、踊り子を盛り上げるつもりが、
気味悪がられて(その独特な世界観に。笑)一見客の足が遠のく場合もあります。


クロコにタンバ?

ちょっと待ってよ、勘弁してよ。
私が呼ぶお客さんが見たら引くやんか。

そう文句を言うと

「藤乃姐さん、コレも仕事ですよ。」と。

は?

ややや、ギャラも安いし、やたらリハやなんやで呼び出されるし
恥さらしな撮影もガマンして付き合ったけど
それはアンタに対して「厚意」で「協力」してたんであって
「仕事」ならちゃんと選んでたよ。(で、断ったよ。今までの活動。)

これを、このイベントを「仕事」というなら
悪いが、もっと割りのイイ仕事請けたいんで、断るわ。

・・・と言うワケで、私は脱退しました。

でも、このままじゃ姐さんに会えなくなるし
何よりも、私の考え間違ってるか?と思い
姐さんに相談・確認したのでした。

その頃の姐さんと私は、親しくなっては居たモノの
まだまだ今のような「何でも言い合える」付き合いでは無かった為
若干「遠慮」があり(笑)

今だったらきっと

「なんだよ、それ。ヤメちまえっ」

と言ってくれたでしょうが、その時は

「クロコだろ?それは無いなー。」

と、やんわり(笑)リーダーを否定。
ちょうど姐さんもイベントの頃はお腹も目立つ時期なので
出演は断り
二人揃って「脱退」というコトになりました。

この時に

「そりゃ、やっぱギャラ発生してんだから
リーダーの言うとおり、藤乃は出るべきだよ。」

なんて言われてたら、「今」は無かったでしょうね。^^;

や、「カッコ悪い」コトはキライな姐さん。(←でも「面白い」ならカッコ悪くても可。笑)

絶対、私の考えを理解してくれると思い、
だから相談したんですけどね。^^

>案の定、かなり過酷な出産でした。

妊娠してから医者に止められるほど体重増加した(苦笑)とは言え
骨格(骨盤)は細いワケですから。

「大丈夫かなぁ・・・」

と、ホント心配でした。

そして実は、自分の身内(親戚)や友人の出産でも
見舞いに行ったコトの無い私。

初めて見た「生まれたばかりの赤ちゃん」は、姐さんの赤ちゃんでした。

思ってた以上に元気だった姐さん(またいつもの如く無理してたかもですが)に
「抱いてみる?」と言われましたが
コワくて断りましたね、私。^^;

もう、「見る」のが精一杯でした。(なんでだ。笑)

ちなみに、うちの旦那サマが抱いてましたね。^^

(その後も、一度姐さんちで私達がくっちゃべってる間
うちの旦那サマが抱いて寝かし付けてたコトもありましたね。←うちらは親戚か。^^;)

でも病室に居た姐さんは、これまた初めて見る「素顔」でしたが
キレイでしたよ。
なんだか清々しいお顔をされてました。^^

>…が、やはり幸せと云うのはそんなに簡単に来るモノではなく…
>我が子は心臓疾患があった上、出産10日後に別の病気発症。
>母親すらも限られた面会時間しか許されない集中治療室。
>ショックで生後2週間で乳が止まりました。


大きくて立派でホテルのような病院。
精神的に参ってしまった姐さんを見舞い(?)に
私もその病院に行きましたよね。

病院のラウンジで会った姐さんは、私の前では気丈に振舞っていましたが
でも、やつれたその姿が状況を物語っていました。

余談ですが、姐さんがフロアの仕事を始め、姐さんのハダカを久々に見た時
実は、おっぱいを見たんです。

キレイなままでした。

失礼を承知で書きますが、この「お乳が止まった」コトを思い出しました。

あの時は○ちゃん(姐さんのお子。^^)は勿論、
姐さんも大変だったの判ってますが
それでも私は、姐さんのおっぱいがキレイなままだったの、嬉しかったです。


---「後編」へ続く。---

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2020-01

+++profile+++


藤乃 -fujino-


Author:藤乃 -fujino-


大阪生まれの横浜人。

・ストリッパー
・ヌーディストパフォーマー
・フロアダンサー e.t.c...

呼び名は色々あれど
要はSexy系ショーダンサー。

芸歴そろそろ20年超え。
(2016年時点)

・・・引き際を見失った踊り子。


が、現在。

東京・新橋にて「Bar F's」の雇われママに。
(2018年現在)


・公式サイト
femme fatale' fujino
・公式サイト/メモリアル版
Le Memoire de FUJINO JAPON
・コラム
Stripper

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+++登場人物+++


家人
kam'S
http://park5.wakwak.com/~kam/

姐さん
月丘雪乃=月子=月
http://yumyummoon.web.fc2.com/
ストリッパー時代の先輩。
2003年1月~2007年1月まで
「世迷い言(現:月ノ囈言)」と称して
公開交換日記を二人で展開。
公私共々、親密な関係。(笑)

・今までの経緯

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